子どもとことばの旅~たけのこ教師のブログ~

はじめまして、たけのこ日本語教室です。

みなさま、はじめまして。

たけのこを共同運営している私たち3人は、それぞれ異なる経歴を持ちながらも、多くの共通点があります。
もし私たちを表す言葉でワードクラウドを作ったら、こんな単語が目に付くと思います:

料理好き、犬好き、本好き、昭和生まれ、アメリカ在住30年以上、バイリンガル子育て、ホームスクール、幼児教育、モンテッソーリ、言語教育、大学日本語講師、ESL教師、学校区専任通訳…

そして、ゆかりの地もさまざま。東京、横浜、ノースカロライナ、ミシガン、フィラデルフィア、サンフランシスコ・ベイエリア、シンガポールなど、色々な場所での経験を持ち寄っています。

たけのこ日本語教室では、3歳〜18歳の子どもたちを対象に、毎週土曜日、ダーラムで日本語と日本文化を教えています。生徒の半分は家庭で日本語を話す子どもたち、もう半分は日本語を外国語として学ぶ子どもたちです。

なぜ私たちが日本語教室を開き、そしてこれほど幅広い年齢層を教えているのか。それは、私たち自身の経験から、その必要性を強く感じたからです。

アメリカの小中高では、日本語を学ぶ機会が非常に限られており、特に「読み書き(ひらがな・カタカナ・漢字)」の習得には、時間と継続的な努力が必要です。私たちは大学でも初心者に「あいうえお」から教えていますが、もし子どもの頃から基礎ができていれば、大学1年生の初めから「日本語を使って何かをする」ことが可能になり、もっと実践的に学びを深めていくことができます。

これは「タスクベースの言語学習」と呼ばれます。たけのこでは、小さな頃から継続的に学べる場を提供し、教室では、ごっこ遊びではなく、それぞれの年齢やレベルに合った「タスク」を日本語で毎週行うようにしています。

最終的には、子どもたちが高校卒業の頃には大学中級レベル程度の日本語力を身につけ、その後の学びや仕事の中で、日本語と日本文化の知識を活かしていけるようになることを目標としています。

これからこのブログを通して、教室の様子や言語教育に関するお話を時々お届けしていきます。どうぞよろしくお願いします。

Makiko